こちらの記事では、「シアトリズム ファイナルバーライン(THEATRHYTHM FINAL BAR LINE)」の購入を検討されている方や、どのようなゲームか興味関心がある方に向けて、ネタバレなしでゲーム情報をお伝えしています。
- 1 「シアトリズム ファイナルバーライン(THEATRHYTHM FINAL BAR LINE)」のゲーム紹介
- 2 【Information】「シアトリズム ファイナルバーライン(THEATRHYTHM FINAL BAR LINE)」の基本情報
- 3 「シアトリズム ファイナルバーライン(THEATRHYTHM FINAL BAR LINE)」の動画紹介
「シアトリズム ファイナルバーライン(THEATRHYTHM FINAL BAR LINE)」のゲーム紹介
「シアトリズム ファイナルバーライン」の個人的評価
本作「シアトリズム ファイナルバーライン」の個人的評価は【星4(★★★★☆)】です。
ファイナルファンタジーシリーズや、スクエニ作品のBGMを聞きながらプレイできるので、当時、楽しくゲームをプレイした記憶が蘇ってくる、ファンには嬉しい音楽ゲームでした。
以降では、特にどのような方におすすめしたいか?について説明していきます。
「〇〇が好きな方」にお勧めしたい【3つのポイント】
①ファイナルファンタジーシリーズが好きな方
本作「シアトリズム ファイナルバーライン(THEATRHYTHM FINAL BAR LINE)」は、ファイナルファンタジーのナンバリングタイトルや、ファイナルファンタジータクティクスやディシディアといった外伝的なタイトルの名曲まで網羅している音楽ゲームです。
収録楽曲数は、通常版で385曲という大ボリュームです。また、デジタルデラックスエディションは442曲、プレミアムデジタルデラックスエディションは505曲になっています。
楽曲はタイトルごとに分かれていて、タイトルの解放の際には「鍵」が必要になります。
ゲーム開始時に1つ貰えて、以降は、ステージを攻略していくと、新たな鍵が入手できるので、各ステージをプレイしてクリアしていくほど、遊べる曲数が増えていきます。
②リズムゲームが好きな方
本作「シアトリズム ファイナルバーライン」では、「トリガー」と呼ばれるアイコンが、左から右に流れていくので、「ジャストサークル」(右に4つ並んだ円)に来たときに、コントローラーのボタンを押すといった、トリガーに対応したアクションを行います。
トリガーは4種類あります。コントローラーの何れかのボタンを押す「タッチトリガー(赤い丸)」。スティックを指定の方向に傾ける「スライドトリガー(矢印がある黄色いアイコン)」。
続いて、バーの最後までボタンを押したままにする「ホールドトリガー(緑色のバー)」。ボタンを押したままにして、最後にスティックを傾ける「ホールドスライドトリガー(緑色のバーの最後に、矢印があるバー)」があります。
丁度良いタイミングで、正しいアクションが取れると「CRITICAL」と表示されて、高得点が獲得できます。
③サガシリーズや聖剣伝説といったスクエニ作品が好きな方
追加課金ではありますが、DLCとして、ロマンシングサガや、サガフロンティアといったサガシリーズ、聖剣伝説2や3の聖剣シリーズ、ニーアオートマタ、ニーアレプリカントといったニーアシリーズといった、FF以外のスクエニ作品でもリズムアクションが楽しめます。
「シアトリズム ファイナルバーライン(THEATRHYTHM FINAL BAR LINE)」を深掘り
以降では、本作「シアトリズム ファイナルバーライン」について深掘っていきます。
①3種類の「ミュージックステージ」
「ミュージックステージ」は3種類に分類されており、楽曲ごとに「BMS」・「FMS」・「EMS」があります。
「BMS(バトルミュージックステージ)」は、アップテンポなバトル曲にあわせて、現れる敵を次々に倒して行くステージです。
「FMS(フィールドミュージックステージ)」は、ゆったりとしたフィールド曲にあわせて、道中の敵を倒しながら先へと進んで行くステージです。
「BMS」との違いは、楽曲の雰囲気が違うことの他に、ジャストサークルが一つになっている代わりに、「ホールドトリガー(緑色のバー)」が曲線になっており、それに合わせてスティックを傾けるといったアクションが加わっています。
「EMS(イベントミュージックステージ)」は、クエストのクリア報酬で解放される楽曲で、当時のファミコンの懐かしい映像や、FF13の綺麗なムービーなど、各作品の名場面を背景に、リズムアクションが楽しめます。
①FFシリーズの好きなキャラクターでパーティ編成が可能
タイトルを解放したときや、タイトルのステージを全てクリアしたときなどに、キャラクターが解放されます。総勢104名のキャラクターが仲間になり、好きなキャラクター4名でパーティ編成が可能です。
キャラクターは、物理タイプや魔法タイプといった、攻撃が得意なキャラクターや、回復タイプなどがいます。
パーティに編成したキャラクターは、ステージをクリアすることで、経験値を取得します。一定数の経験値を稼ぐとレベルが上がり、「HP」や「ちから」「すばやさ」といった各ステータスが上昇していきます。
②レベルアップで覚える「アビリティ」
キャラクターはレベルが上がることで、アビリティを覚えます。
HPを回復する「ケアル」や、複数回ダメージを与えてくれる「みだれうち」といった、FFシリーズでおなじみのアビリティがあり、パーティ編成画面で、覚えたアビリティを3つまで設定することが可能です。
「ミュージックステージの開始時」や、「一定数のトリガー入力に成功」といったように、発動条件はアビリティによって様々です。発動時には画面右下に、アビリティ名が出現します。
③召喚獣の装備
召喚獣は、宝箱から入手可能となっており、召喚石を装備することで、バトル中に自動で発動するようになります。
召喚獣に関しても、FFシリーズで馴染みのある、強力な攻撃で敵にダメージを与えてくれる「アレクサンダー」や、ダメージに加えてパーティのHPを回復してくれる「フェニックス」など、頼もしい召喚獣たちを入手出来ます。
④ステージのクエスト要素
特に注目!【やり込み要素】
各ステージには、ステージをクリアする目標とは別に、特定の条件を満たす必要がある「クエスト」が用意されています。
「ボスモンスターを、登場から〇〇秒以内に倒す」、「敵を〇体以上倒す」、「HPを回復しない」など、様々な条件があり、達成することで報酬が手に入ります。
報酬にはコレカや、HPを回復してくれるポーションといった消費アイテムが入手出来ます。
⑤二人で協力して遊ぶ「ペアスタイル」
プレイスタイルは、一般的なプレイ方法で1人で遊ぶ「スタンダードスタイル」に加えて、同じ場に居る2人で一緒にプレイできる「ペアスタイル」があります。
⑥通信による「マルチバトル」が楽しめる
任天堂のサービスであるNintendo Switch Onlineに加入することで、最大4人でのオンラインマルチ対戦が楽しめる、「マルチバトル」がプレイ可能になります。
⑦「ミュージアム」でコレカやムービー鑑賞
ミュージアムでは、手に入れた楽曲をじっくり鑑賞できる「ミュージックプレイヤー」や、ムービーやコレカを鑑賞できるモードがあります。
ミュージックプレイヤーでは、好きな曲で編成した「プレイリスト」が作れて、通常再生の他に、ランダム再生などの機能も付いています。
【総括】「シアトリズム ファイナルバーライン(THEATRHYTHM FINAL BAR LINE)」
星4にしたのは、全ての曲をプレイするためにはDLCが必要になる事と、「EMS」の名場面が再現されたステージが少ないことです。
ファイナルファンタジーシリーズ及び、スクエニファンの私にとって、思入れがあるシーンを背景に、音楽ゲームが遊べるという体験が、最高に熱かっただけあり、楽曲の大半がEMSに対応していたら、間違いなく星5レベルです。
とはいえ繰り返しになりますが、音楽ゲームでありつつも、キャラクターが編成出来たり、レベルやクエストがあることや、キャラクターがある程度育っていないと、敵が倒せず逃げてしまうといった仕様により、”キャラクターを育成する意味”が発生するので、RPG要素を取り込んだファイナルファンタジーらしい、よく考えられた音楽ゲーム作品になっています。
そもそも通常版でも大ボリュームで、FFシリーズのBGMが楽しめる作品であり、音楽ゲームに馴染みがない私でも楽しめました。
特におすすめしたいのは「ファイナルファンタジーシリーズが好きな方」「リズムゲームが好きな方」「サガシリーズや聖剣伝説といったスクエニ作品が好きな方」には楽しめること間違いなしです。
※あくまでも個人的な評価であり、他サイト様とは異なる判断基準になっているため、参考程度にご覧頂けると幸いです。
【Information】「シアトリズム ファイナルバーライン(THEATRHYTHM FINAL BAR LINE)」の基本情報
タイトル: | シアトリズム ファイナルバーライン(THEATRHYTHM FINAL BAR LINE) |
発売元: | スクウェア・エニックス |
ジャンル: | 音楽ゲーム |
プラットフォーム | Nintendo Switch |
発売日: | 2023年2月16日 |
希望小売価格 | 6,380円(税込) |
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